505 Gamesは本日(29日)、成都递归海豚科技有限公司と『無常』シリーズの続編の開発および発売に関する提携を結んだと発表した。「递帰海豚」は、『明末:淵虚之羽』のメインクリエイターである夏思源氏によって設立された。これは、IPの所有権が移り、中核チームが元会社を離れた後も、『無常』(Wuchang)シリーズのクリエイティブ主導権が依然として元クリエイターの手中にあることを意味している。


『明末:淵虚之羽』の発売からちょうど1年が経過した。リリース初日のSteam同時接続者数は13.1万人を突破し、現在、PCおよびコンソール版の累計プレイヤー数は500万人に達している。なお、この数字にはXbox Game PassやPS Plusのサブスクリプションサービスを通じてアクセスしたプレイヤーも含まれており、純粋な販売本数ではない点に留意が必要である。
今年4月、505 Gamesの親会社であるDigital Brosが『無常』に関連する知的財産権の買収を完了し、この取引は当時、業界内で少なからぬ議論を巻き起こした。中国産のゲームIPが海外パブリッシャーに丸ごと買収されるという事例は、中国のゲーム業界ではまだ珍しい。その3ヶ月後、505 Gamesはすぐに続編の計画を発表した。そのスピードの速さは特筆すべきものだ。

提携形態としては、続編の開発は成都の「递归海豚」が主導し、505 Gamesが資金支援と世界的な販売を担当する。同時に、Digital Brosは成都に完全子会社を設立し、「递归海豚」と共同で業務を行う予定だ。この「現地スタジオ+現地子会社」という体制は、505 GamesがこのIPに対して長期的な投資を行っていることを示している。
夏思源のチームにとって、独立スタジオとして自ら生み出したIPを磨き続け、配信リソースや資金は海外のパブリッシャーが全面的に負担してくれるという形は、従来の「大手企業に身を売ること」や「自社開発・自社配信を辛抱強く続けること」に比べれば、悪くない選択肢だ。IPの所有権は手放すことになるが、クリエイティブの主導権は維持でき、資金面のプレッシャーも負わなくて済む。
『無常』は、続編の制作をゼロから始めるのではなく、引き続き元のチームに任せることを選択した。これは、505 Gamesが前作が築いた基盤と、夏思源率いるチームの代替不可能性を認めていることを間接的に示している。

明末の外国名「Wuchang」
しかし、続編は常に「2作目の呪い」という試練に直面している。初代作の500万人のプレイヤーという実績のうち、サブスクリプション制がどの程度の割合を占め、課金転換率がどの程度であるかが、このIPの真の商業的基盤の大きさを決定づける。初代作の「驚き」から続編の「期待管理」へと移行する過程は、独立したばかりの新スタジオにとって、決して小さな挑戦ではない。
『無常』の物語はまだ終わっておらず、語り手は今もここにいる。
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